残念なご報告ですが、水頭症の花ちゃんが14日、早朝、旅立ちました。
花ちゃんクラウドファンディングのスポンサーになっていただいた皆様、
花ちゃんのために募金していただいた皆様、ありがとうございました。
わずか2年という犬生でしたが、花ちゃんは、少しは犬らしく過ごせた日々もあり、
何があろうとも終生飼養すると固く誓い、
里親になられた花ちゃんママとも出会い幸せだったと思います。
最近の花ちゃんは元気だったのですが台風が来てから体調が悪くなり
心配の日々が続きました。
脳に障害がある花ちゃんにとっては気圧の変化が相当の負担になったようです。
最後は優しい花ちゃんママの腕の中で旅立ちました。
本日、スタッフと花ちゃんの最後のおめかしに立ち会いお別れをしました。
花ちゃんの名前はもともと平仮名の「はな」 でした。
花ちゃんママがはなの周りにいっぱい花が咲きますようにと漢字の「花」と変えました。
名前の通り花ちゃんの棺は花でいっぱいになりました。
花ちゃんが生まれ変わって花ちゃんママのところに帰ってくるように祈りお別れをしました。
花ちゃんは私たちにたくさんの出会いといろんな事を教えてくれました。
花ちゃんは繁殖工場の犠牲で生まれました。
先天性の重度の水頭症。
そして殺処分のルートへ。
そんな中、保護された花ちゃん、花ちゃんママに出会い、
私たちは水頭症について学び、繁殖工場の現実を目の当たりにしました。
花ちゃんは世に出れたけど人知れず殺処分されている子もいると思います。
花ちゃんの兄弟はどうなの?
繁殖工場で脳に障害ある親はその後も生み続けているの?
一部の人間のお金儲けのために・・・!
軽度の水頭症は大人しいと勘違いされています。
花ちゃんのお陰で再生医療も学び、来月から治療する予定だった整体も学びました。
高額医療費から飼育放棄にならないよう医療費の軽減の情報を発信するため今後も花ちゃん基金は続けていきます。
花ちゃんありがとう!
花ちゃんはきっと繁殖工場の撤廃を願って私たちに出会ったのですね
私たちは今後も花ちゃんのことを忘れず繁殖工場の犠牲の子たちの情報を発信し、
病気の子の医療費削減の支援を続けていきます。
そしていつか繁殖工場が無くなる事を願います。
花ちゃん基金は今後も続けていきます。
花ちゃん天国で見守ってね!
安らかにお眠りください。
(記事作成:松本)