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水頭症の花ちゃん③

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お仕事で留守の時はどうしていますか?

花はケージで他の子はフリーにしています。
お留守番の時が一番可哀想だと感じます…。
(発作が起きると)ケージの中でぐるぐる廻ってしまって、うんちもずっと踏み続けてしまいます。
トイレシートが足に絡むこともあって、怪我をさせてしまった事もありました。
今は人間の介護用防水シートを敷いています。

花ちゃんが廻る時の軸足。肉球が擦れて白くなってしまうそう。
トリミングサロンでは、よく断れたそうですが…。

水頭症の子は発作がいきなりくるので、忙しいサロンだと対応が難しいようです。
動物病院併設のサロンにも2件行きました。

最初のところは、そちらの先生に
「こういう子はゲージに入れて、外には出さない方がいい」と言われて
とても良い先生で、もちろん花の安全の為に言ってくれたんだけど、
ちょっと違うなと思って、そこはやめました。

2件目は、高齢の子がよく行っているサロンと聞いて、ここならと思って連れて行ってみました。
病院の方も一生懸命してくださったのですが、
花の関節が弱いためパテラ(後ろの足が関節外れてしまう)になって帰ってきて…。

(ラブドネの理事の)橋本さんに kukunaを紹介してもらってからは
こちらでお世話になっています。

kukunaは、ラブドネの理事を務める岩橋のサロンです。
今回の取材も、ホロくんと花ちゃんのトリミング中にお邪魔してお話しを聞かせて頂きました。

「ちょっとキレイにさせてね〜」

お母さん:あの手この手でカットの方法を考えてくれて助かっています。
根気よくやってくれて、花の状態を見ながら、対応してくれます。

「花ちゃん、可愛いね〜。今日はどうしようか?」

岩橋が床に座り、クッションを敷いて花ちゃんのトリミングを開始
話しかけながら優しくケアしていく。

花ちゃんの発作が起きると、一時中断
「廻っていいんだよ〜」とトリマーの岩橋

トリミング中もくるくる周ったり嘔吐を繰り返す花ちゃん。
今日はまだ落ち着いている方だとか。

普通のワンちゃんと「ここがと違う」というところはありますか?

よく寝ているので、抱っこをして外を歩いていると
老犬に間違われます(笑)

お母さんの中で発育不全で生まれてきたみたいで、
肌も赤ちゃんのまんまで、すごく柔らかいんです。

花ちゃんを抱っこする松本代表

松本:本当!抱っこしてるかわからない!
普通の子を抱くようなしっかり感はないですね。
ぬいぐるみのよう、おとなしい。
可愛い、ずっと抱いていたい。

お母さん:食道も多分発育不全で固形のものは食べれません。
立った状態でご飯あげて、補助してあげないと、よく戻してしまいますね。
(取材中もよく嘔吐していました)

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